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遂に本格稼働、DJI Ecosystem デュアルハンドルパワーサプライブラケット


デュアルパワーハンドルなのかデュアルハンドルパワーなんだか、そしてその後にサプライブラケットって続いて一向に正しい名称を覚えられない、デュアルハンドルパワーサプライブラケット。デュアルはハンドルにかかってるのか、パワーサプライにかかってるのか、まあ両方なのかもだが、購入したては、ちょっと期待外れと思ったこの製品。ちゃんと特徴を活かして組んでみたら、これは自分のギンバル利用史上最高の製品になった。


このシステムの特徴は以下である:

  1. Olympus 12-100mm F4ズームレンズを使った24-200mm F4相当の高倍率ズーム

  2. フォーカス、ズーム、そしてRS2のギンバルコントロールをDJIてザードコントロールハンドルで制御

  3. RS2の純正バッテリーグリップをブラケットの左側に搭載しながら、ブラケットの左側のポートにVマウントか、D-tapの取れるアダプターを搭載できる。両方を使って、デュアルパワー状態にでき、どちらか一つを交換しても、RS2の電源を落とさないで運用できる。また最軽量にしたい場合は、Vマウントを取り付けないで、RS2バッテリーグリップからの電源供給でD-tapアダプター(正式名称はPower Supply Module for Dual Handle Power Supply Bracket)でPocket Cinema Cameraに電源を供給でき、最軽量システムを構成できる

  4. 純正のRS2の構成、RS2本体の下にバッテリーグリップと延長用グリップ兼三脚よりも安定する。自分は工夫して、ブラケットの下にマンフロット準拠の雲台用スライドを真ん中、そして左右のグリップ下に小さいスライドを装着しているので、安定して地べたに置いたり、ビデオ雲台に載せることも可能。現場ですごく安定しておいて置けるだけではなく、バランスチェックをする際にビデオ雲台をチルトすれば、手放しでバランスチェックをすることができる。

  5. そしてさらにパーツを組み合わせてショルバーパットを真ん中のスライダーにつけ、ショルダーストラップをつけることにより、ショルダーストラップを首または肩にかけ、横向けにつけたショルダーストラップを胴体に当てることにより(お弁当屋さんモード)腕の負担を大幅に解消。今回の撮影では5時間近い撮影で連続して運用することが可能だった

  6. ワイヤレスビデオ用トランスミッターもグリップの上に取り付け邪魔にならない

  7. また自分のPocket Cinema Camera 4KはTiltaの改造がしてあるので、撮影時のポジションによってモニターのアングルを変えられるので、とても撮影しやすい

  8. CFastでも良いが、メディアが高価なので、NMVe SSDのアダプターでCfastに接続して安価に大容量のSSDを収録用に使える。自分の場合2TBのM.2 SSDを搭載して、600分の連続収録ができる。


もうこれ以上ないコンフィギュレーションに組み上がった。






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